5月1日　天気：晴れ

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いつも通りの一日が、始まりを告げる。

今日も昨日と同じ時間が過ぎ去り、各々が空を見送っていく。

目標に向かって動く者もいれば一日をダラダラと過ごす者もここにはいるようだ。

そんな平和な街の一日の始まりは、拡声器から流れるいつもの旧文明の曲だ。

軽快に流れる曲は朝の眠気を吹き飛ばしてくれるが、今日は曲が突如ぶつ切りになった。

​そして、服職人の声が聞こえてくるだろう。

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「みんな聞いてくれ！大変だ、この街にいる理髪師が行方不明らしい。

　理髪師の捜索に協力してくれないか？各々で理髪師を捜してきて…そうだな、

　今日の夜にセントラルシティで一度落ち合って情報共有がしたい、頼むよ。」

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​服職人のアナウンスが終わると、ザーっと雑音が流れてやがて拡声器は無音となった。

​壊れてしまったような音が周囲に響き渡る。

そして皆が思った。今ここで何か良からぬ事が起きているかもしれない。​

​少しでも早くの事件解決に協力しようと各々動き始めた。

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