料理人-ED⑧『人類の最期を看取る女神』
料理人は自分の行いを正直に自白し、そのように至った経緯・自分の過去などを話した。
人殺しをした事が許される事はないが、
望んでいない身体にされてしまった事についてはみんな同情をしてくれた。
自分の目的は結局叶う事はなかったけど…
理解者がいてくれただけで大分気持ちが楽になれた。
でも結局この場は去る。また私の衝動が露わになった時に他人を巻き込みたくないから。
その後のレティシアは自身の料理を各地の流浪人に振舞っては感謝された。
退廃世界で限られている食料の確保に大きく貢献し、誰しもが知る有名人となった。
時が経っても容姿が全く変わらない事に関しても周囲から噂されていつしか「女神」と呼ばれるようにもなった。
やがて、レティシア以外の人間は地球上から消えてしまう。
レティシアは各地を歩き回り、亡骸を見つけては供養した。
そんな事は今となっては無意味であるが
いつか自身の行いが報われると信じて、彼女は旅を続けるのだった。
吟遊詩人エンド:①君の想いと共に / ②すまない、そしてありがとう / ③君はどこへ行った? / ④孤独の詩人 /
サブ①帰る故郷がある / サブ②故郷に帰れぬ男 / サブ③数十年ぶりの故郷 / サブ④故郷を捜し求めて
少女エンド :①第二の悲劇 / ②情けない父 / ③義父 / ④もういない父を捜す旅の続き /
???エンド :①この嘘はあの世まで / ②本当の再会 / ③これでよかったのだろうか / ④災難の終わり /
料理人エンド :①2900年ぶりの祖国 / ②どうせなら賑やかに / ③悪魔の料理人 / ④罪の償い / ⑤譲ってもらえた願い /
⑥救いの死 / ⑦この世の地獄からあの世の地獄 / ⑧人類の最期を看取る女神 / ⑨料理人レティシアの人生 /
⑩語られぬ死 / ⑪近づく死 / ⑫夜伽 / ⑬葬送式 / ⑭余生 / ⑮来客の少ない店のその後 /
⑯チョコレート専門店開業! / ⑰いつもの日常 / ⑱ただ人を待つ
画家エンド :①詩吟と絵画 / ②画家の人生の始まり / ③家族だった料理人 / ④2人の画家 /
⑤幸せ涙 / ⑥本性を露わにした料理人 / ⑦永遠を生きる2人 / ⑧伝染する画家の概念/⑨幸せな老後
投票放棄エンド:①誰も知らない流浪人たちのその後 / ②いつかまた会える時まで / ③復讐なんて似合わない /