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画家は最後のお願いを少女にして了承を得た。

街を出て行く事になった暗い様子の画家と、明るくなだめる少女の姿が対照的だった。

そうして2人は共にセントラルシティを後にしてどこかへ旅立つのだった。

少女が了承したのも、画家は黒幕じゃないと信じでいるからだろう。

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旅する間に少女は自分自身も作品を描いてみたいと思うようになる。

「見てよこれ、力作だよ！」フロリダから来た画家

「まだまだだな、俺には遠く及ばない。」セントラルシティから来た画家

「上から塗りつぶさないでよ。仕返し！」フロリダから来た画家

「やってくれたな。」セントラルシティから来た画家

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​2人の画家は喧嘩しながらもお互いの腕を褒めて競い合って

とても仲の良い二人組だったと目撃者は語った。

やがて双璧をなす画家達として終末人類史に名を刻んだ。